
◆未来を切り拓く「論理」の力
自分の未来を切り拓くためには、氾濫する情報の中から適切な情報・課題を見出すための「読解力」、課題解決策を筋道立てて考えるための「思考力」、解決策をあらゆる人に伝え理解してもらうための「表現力」が必要だと私たちは考えます。そして、この3つを結びつけ、支えるのが「論理」です。
論理文章検定は、論理を土台としたこの3つの力(言語運用能力)を身につけ、これらを総合的に養うことを目的としています。
◆注目される読解力
いま、PISA型「読解力」が注目されています。PISAとは国際的な学習達成度調査のことで、経済協力開発機構 (OECD)が国際的に活躍できる人材の育成を目的として行っています。このPISAの読解力の結果では日本の成績は2006年の15位から2009年には8位と改善しているものの芳しいとは言えない状況です。それはPISA型「読解力」が、従来の日本の国語教育の「読解力」と概念が異なっているからです。
PISA型「読解力」とは、テキストを正確に読み取る力だけでなく、書かれている情報から目的に応じて内容を理解し、解釈する能力のことを言います。また、書かれた情報を読み取り理解・解釈した上で、自らの知識や経験に位置付けて、評価したり、意見を主張する観点を設定しています。そのため、出題形式は自由記述が約4割を占めています。PISA型「読解力」でのテキストとは論説文だけでなく、図やグラフなど、情報となるあらゆるものを差しています。つまり、身の回りのさまざまな情報を論理的に読み取り、思考し、発信する力を測定しているのです。
論理文章検定は、「論理」に基づいた言語運用能力を育成することを目的としており、PISA型「読解力」はもちろん、入試や日常生活で必要な多角的な読解力を養えます。